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換気④

換気についてのお勉強第4回

今回のテーマは『熱交換型』です

熱交換というのは、夏は室内の冷えた空気を利用して入ってくる外気を冷やし、冬であれば暖まった室内の空気を利用して、冷たい外気を暖めてから室内に入れるという省エネなシステムです。

熱交換性能を持たない、一般的な住宅の標準仕様である非熱交換型換気システムでは、外気温がそのまま入ってくるため、冬の夜、寝る時に寒くて換気システムを止めてしまう(※4)ケースが多く見受けられます。また、冷気が室内で急に温まって結露し、滴が垂れて室内を傷めたり、放っておくとカビの発生につながったります。新鮮な外気を室温に近づけて給気する熱交換型換気システムなら、そうした心配はありません。

このシステムを利用すれば、換気扇を回すことによって、夏の熱風が入ってくるとか、冬の冷たい空気がそのまま入ってくる、ということがありません。換気をすることによる冷暖房効率の低下が防げますし、室内の快適が非常に高くなります。

デメリットとして、熱交換型の第1種換気は、第3種に比べて設備コストが高くつきます。
またフィルターの定期的な掃除などの定期メンテナンス費用も最も少し高くなります。したがって、熱交換換気は、経済性を求める方にはあまりお勧めできませんが、居住快適性を高めたい方、高性能フィルターによってPM2.5や花粉などの汚染物質を室内に入れないことによる健康配慮を行いたい方など思います。

以上さだむでした🍀

 

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