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屋根材の重さを知る

こんばんは、さだむです🍀

今日は屋根材の重さについてお話したいと思います。

近年金属葺き(ガルバニウム鋼板)の屋根材を採用する方が増えてきてますが、増えている理由は、低勾配の屋根に出来てデザインがスタイリッシュになるという理由が採用されている一番の理由だと思います。

ガルバニウム鋼板の屋根材のメリットにもうひとつ重量が軽いがあります。

ここで主要な屋根材の重量を比較してみましょう☝️

金属葺き(ガルバニウム鋼板) 5kg/m2

スレート葺き(コロニアル) 20kg/m2

瓦葺き 42kg/m2

瓦は金属の約8倍の重さになります。

屋根の重さと耐震性については関係性がありますが、重い屋根材が絶対ダメだということは決してありません。

構造を検討する際には壁量計算をします。その際には屋根材の種類によって壁係数が異なります。重い屋根材は壁係数の数字が大きくなり壁量が多く必要になります。なので屋根材が反映されたかたちできちんと壁量計算されているのです。

あと太陽光パネルを載せる際はその重量も考慮して検討するようにしましょう!

太陽光パネルは12〜16kg/m2になりますので、金属葺きより重いことになります。

地震国の日本ではこのような事も考えて住宅の設計が必要になってくると思っています。