家づくりのキホン知識【用途地域】
2024.11.19
こんにちは☺ NISSIN HOMEの立花です!
今日は、土地選びで重要な「用途地域」についてお話しします✨
「用途地域」とは、そのエリアでどのような建物を建てられるか、または建てていいかを定めたルールのことです。
この用途地域によって、住宅や商業施設、工場などが建てられるエリアが決まっています❕
用途地域の目的は、無秩序な開発を防ぎ、住環境や都市のバランスを保つことにあります。
では、どんな用途地域があるのか見ていきましょう☺
1. 住居系用途地域❕
この用途地域は、主に住宅を建てるために指定されたエリアです。
住みやすい環境が守られるように、商業施設や工場などが制限されています✨
以下のような種類があります👇
- 第一種低層住居専用地域:低層住宅(主に2階建てまで)を建てることを目的とした地域で、静かな住宅地を守るために高さ制限が厳しく、商業施設や工場の建築が禁止されています。
- 第二種低層住居専用地域:こちらも低層住宅が主ですが、小規模な店舗や事務所の建築が一部認められています。
- 第一種中高層住居専用地域:中高層(主に3階以上)の住宅が建てられる地域で、学校や病院なども建築可能です。
- 第二種中高層住居専用地域:中高層住宅に加え、小規模な店舗や飲食店などが建てられることもあります。
2. 商業系用途地域❕
このエリアは、商業活動を中心に発展させるための地域です。
商業施設やオフィスビルが多く建てられ、住居も可能ですが、商業施設の影響で騒音や交通量が多くなることがあります👇
- 商業地域:デパートやオフィスビル、飲食店などが立ち並ぶエリアで、建物の高さ制限も比較的緩やかです。マンションなども建てられますが、住環境としては騒がしくなることがあります。
- 近隣商業地域:主に住宅地に隣接した商業エリアで、スーパーや飲食店などが建てられます。住居も可能で、日常生活に必要な施設が充実しています✨
3. 工業系用途地域❕
このエリアは、工場や事業所が多く建てられる地域です。商業施設や住居も建てられる地域と、工業専用の地域に分かれます👇
- 準工業地域:軽工業やサービス業の施設が建てられるエリアで、住居や小規模な商業施設も可能です。
- 工業地域:主に工場が建てられる地域で、商業施設も一部建てられますが、住居は建てにくいです。
- 工業専用地域:工場のみが建てられるエリアで、住居や商業施設は建築できません。
4. 混在系用途地域❕
住居や商業、工業がバランスよく混在できる地域もあります。
これらのエリアでは、住居と商業施設、軽工業が共存できるように計画されています👇
- 準住居地域:住宅を中心に、小規模な工場や店舗が建てられる地域です。主に幹線道路沿いに設定されており、住居と商業施設の両方を求める人に向いています。
- 都市計画区域外:都市計画の対象になっていないエリアで、特に用途地域の指定がありません。
5. 用途地域の重要性✨
家を建てる際には、どの用途地域に土地があるかが非常に重要です❕
なぜなら、用途地域によって建てられる建物の種類や高さが決まっているからです。
例えば、静かな住宅街を希望している場合は、商業施設が多い地域を避ける方が良いでしょう。
また、将来的に発展しそうな地域や、生活に必要な施設が近くにあるかも考慮すると、より快適な生活ができる場所を選ぶことができます✨
いかがでしたか?用途地域をしっかり理解して土地を選ぶことで、理想の家づくりをスムーズに進めることができますよ❕☺
もし、用途地域や土地選びについて詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にNISSIN HOMEにご相談くださいね✨